こちらはTOKIOノートの付属品となっております。この記事内でご紹介するのは
- 期待値計算式の計算方法
- 獲得期待値表
この2点です。では早速期待値計算式をご紹介していきます。
Table of Contents
期待値計算式
羽物の期待値計算式はかなり複雑になります。まず大前提に
ボーダー計算時の情報
15R | 1030発 |
6R | 410発 |
2R | 135発 |
平均ラウンド | 7.6R |
1回辺り獲得出玉 | 521発(2084円分) |
※あくまで算出時出玉になります。アタッカー周りの釘や落とし次第で 獲得出玉は上下します。
こちらの数値で計算していきます。1回当る毎に平均7.6R 約2000円獲得出来る計算で計算をすすめます。つまり約2000円以内に1回当るペースなら+期待値を積む事が出来るわけです。
早速ですが羽物期待値を計算するに当って小役カウンターは必須になります。
こんなものですね、これが無いと正直不可能です。では僕が実際に行ってるやり方で説明していきます。
- 白上 ノーマルルート玉数(リフト上下込み)
- 赤上 ノーマルルートからの当り(リフト上下込み)
- 緑上 SPルート玉数
- 黄上 SPルート当り
- 白下 3R当り回数
- 赤下 7R当り回数
- 緑下 16R当り回数
※2チャッカーなら2回転分カウンターが上がるか確認
※1鳴きで2発3発拾われたら拾われた玉数分をカウントしよう。
こんな感じで僕は使っています。
※データカウンターで鳴きがわかる前提です。
では実際に計算していきましょう。
計算式は
先ずは1000円辺りの鳴きを出す必要があります。これはデジパチとほとんど出し方は変わりません。
投資+総獲得出玉(※1)-回収=A
A÷総鳴き(羽開放回数)=B
250÷B=1000円辺りの鳴き
※2R135 6R410 15R1030
では実際に数字を使って解説していきます。
- 投資1000発 回収3500発
- 2R3回 6R2回 15R4回
- 総鳴き回数(羽の開いた数)
この場合は
1000+(135×3+410×2+1030×4)-3500=2845発(A)
2845(A)÷140=20.32(B)
250÷20.32=12.3
1000円辺り12.3回羽開放と出て来ると思います。この数値がまず必要となってきます。次に羽拾い率と役物確率が必要となってきます。
次の計算式ですが
総拾い玉数÷総鳴き回数=拾い率
総拾い玉数÷総当り数=役物確率
役物確率÷拾い率=トータル確率
この数式で拾い率と役物確率を出す必要があります。
拾い率と役物確率が分かればトータル確率が分かります。
では数字を使って解説していきます。
- 総鳴き回数 140回
- 総拾い回数65回
- 大当たり7回
この場合は
65(拾い)÷140(鳴き)=0.464(拾い46%)
65(拾い)÷7(当り)=9.28(役物確率)
9.28(役物確率)÷0.46(拾い)=20.17トータル確率
こちらの台はトータル確率約1/20で当たる計算になります。
現在
- 鳴き1000円/12.3
- トータル確率1/20.17
こちらが分かれば期待値計算が可能です。
公式は 1000円÷12.3(鳴き)=81.3(※1)
81.3×20.17(トータル確率)=1639(※2)
2084(※3)-1639(※2)=445円
※1 1回鳴くのにかかる金額
※2 1回当てるのにかかる金額
※3 1回当ると獲得出来る金額
こちらの台は1回当てる毎に445円+になる計算です。あとは単純に当った数を掛けてあげるだけです。
目安期待値表
TOKIOの落とし 拾い 役物確率別期待値 早見表
先ほど期待値の出し方を説明致しましたが。
1回当てる毎の必要+期待値 | |
日当1万円 | 約150円 |
日当12000円 | 約180円 |
日当15000円 | 約230円 |
日当2万円 | 約300円 |
※12時間稼働で1日平均65回当る計算
ボーダーライン
役物確率. | |||
↓拾い率 | 1/10. | 1/12. | 1/14. |
44% (1/22.7) | 10.8 | 13.0 | 14.9 |
46% (1/21.7) | 10.4 | 12.5 | 14.5 |
48% (1/20.8) | 10.0 | 12.0 | 13.9 |
50% (1/20) | 9.6 | 11.5 | 13.4 |
※()内はトータル確率
覚えて欲しい事
- 拾いが1%変われば日当で2000円上下します。
- 役物確率が1上下しただけで日当4000~5000円変わります。
これぐらい拾いと役物確率は重要です。役物確率は正直どうしようもありませんが拾いはストロークで2~3%上げることは可能です。ベストストロークを釘読みで探してしっかり狙って下さい。
トータル確率別早見表
日当 (12時間稼働65回大当たり平均) | |||
トータル確率で見る 1回辺り521発獲得計算 | |||
鳴き 1000円辺り | 12000円 | 15000円 | 2万円 |
1回辺り○発増える | 45発 | 58発 | 75発 |
10回 | 1/18.9 | 1/18.6 | 1/17.8 |
11回 | 1/20.8 | 1/20.4 | 1/19.5 |
12回 | 1/22.6 | 1/22.3 | 1/21.3 |
13回 | 1/24.5 | 1/24.2 | 1/23.1 |
14回 | 1/26.4 | 1/26.0 | 1/24.9 |
15回 | 1/28.3 | 1/27.8 | 1/26.6 |
16回 | 1/30.2 | 1/29.7 | 1/28.5 |
17回 | 1/32.0 | 1/31.4 | 1/30.2 |
18回 | 1/34.0 | 1/33.4 | 1/32.0 |
19回 | 1/35.9 | 1/35.3 | 1/33.8 |
20回 | 1/37.7 | 1/37.2 | 1/35.5 |
トータル確率はこの部分です。
履歴打ちのコツ
TOKIOスペシャルはスロットのAタイプ(ジャグラーやハナハナ)の用に履歴打ちをする事ができます。履歴打ちをする際のポイントをご紹介します。
データカウンターで大当たり振り分けとスランプグラフが正確にわかる場合
- 余剰・欠損ラウンドの確認
- 余剰・欠損0状態のだいたいの差玉
この2つを計算してあげる必要になります。
計算方法は上記の50回当たりの右の画像を使って説明します。
15R×18回+6R×18回+2R×14回=トータル406R
1回辺り平均7.6Rなので 7.6×50=380R
406R-380R=26R
この台はトータル余剰ラウンド約26Rと言えます。
1R当たり約68発なので
68×26R=1768発
上記の履歴の台は約1800発程余剰してると。
ただ余剰分抜いても6000発程浮いていますよね。つまり1回辺り120発増える計算。これなら打てる!!
こんな感じがデータカウンターからラウンド振り分けが分かる場合の履歴打ちになります。
データカウンターでトータル確率しか分からない場合。
トータル確率とは
この部分ですね。今この台は○/○で当たってるよって言うのしか分からない場合の履歴打ちの方法ですが。
やり方はいたってシンプルです。
例えば1/23で当たっていたとします。その場合釘を見て1000円辺り○回鳴くかを考えましょう。
上の日当早見表をご覧ください。
例えば釘読みで1000円/12回は鳴くだろうと思ったら日当15000円クラスはあるな!打てる!!こんな感じです。
- トータル確率を確認
- 釘を見てどれぐらい鳴くかを見立てる
- 早見表で期待値が取れそうかを確認する
- 打てるなら打つ!!
以上この順番で履歴打ちをしましょう。
履歴打ちまとめ
ジャグラーなどと同じで回数を重ねる程確率は収束してきます。
大当たり10回 | 大当たり20回 |
大当たり30回 | 大当たり42回 |
大当たり50回 | スランプグラフ |
このように回数を重ねれば重ねる程確率は収束して、本来の台のポテンシャルに近づきます。また打ち手のストロークによりそこそこ変わりますが、余剰・欠損出玉を差し引きして30回以上当たっており2500発程浮いているようなら履歴打ちする価値はありだと考えています。
また前日・前々日がしっかり回数ついて+で終わっている台などは寝かせか釘が変わらない限りはずっと出続けます。寝かせをいじらない店であるのであれば前日優秀な台を次の日狙うのはかなり現実的な狙い方と言えるでしょう。